BSTカーボンホイールに合うタイヤはこれだ!
- Sunny-Side-Garage
- 7月7日
- 読了時間: 8分
更新日:7月9日
ハーレーダビッドソンのカスタムと言えば、装飾や造形を派手にするカスタムが一般的ですね。
カスタムをする上で、部品の相性や全体のバランスをとりたいのであれば、まずは部品のメーカーを揃える、次に部品のシリーズがあれば同じシリーズに合わせる、次に色味を揃える。この3つを抑えることでバランスの良いカスタムに仕上がることができます。
しかし、走り系の性能重視カスタムの場合、組み合わせる部品の「相性」を意識してカスタムするのですが、この部品の「相性」気にしている方はいったいどれくらいいるでしょうか?今回のお題ですが、ハーレー専用に設計されたカーボンホイールには相性の良いタイヤが存在します。
サニーサイドガレージが正規販売店を務める「BSTカーボンホイール」はバネ下重量の軽減に大きな効果を発揮します。このホイールに組み合わせるタイヤはどんなタイヤがベストなのか!?
本当は、記事にはしたくない情報をプロの経験を踏まえて公開していきたいと思い
ます。
■カスタムの目的をしっかり考えよう

走り系カスタム(性能重視)の場合、なぜその部品を付けるのか、なぜその部品が必要なのか、どのような効果が得られるのか、しっかりと考えたうえでカスタムに進みましょう。その方が確実に楽しさ倍増です。
BSTのハーレー専用に設計されたカーボンホイールの特徴は超軽量であること。フロントホイールは約1700g、リアホイルは約2400g(※モデルによる)しかないのです。中には「見た目」で選びました!とゆう方もいるでしょう。それでも全然OKです!かっこいいですからね!しかし、せっかくカーボンホイールを選んだのであれば、その性能を引き出すタイヤの組み合わせがとても大事になってきます。
カーボンホイールを履かせると以下のような効果を得ることができます。
・車重の軽量化とバネ下重量の軽減で乗りやすくなる
・ホイールのサイズを変更して違うサイズのタイヤを履かせてみることができる
・ハーレーダビッドソンでもコーナーリングを楽しめる
・カスタムの差別化にも大きな効果
■BSTカーボンホイールに相性の良いタイヤ悪いタイヤがある!?

走り系と呼ばれるカスタムすなわち「走行性能を上げるカスタム」を取り入れる場合、絶対に欠かせないカスタムポイントがタイヤです。
まっすぐ走ることが得意なハーレーのカスタム業界では、実はあまり知られていませんが、カーボンホイールには相性が「良いもの」と「悪いもの」とがあります。
ストリートからサーキットまでたくさん走ってきた私が、プロの目線でタイヤの選択の仕方をわかりやすく説明しますので一緒にタイヤについて勉強しましょう。これを読み終えた時には自分にベストなタイヤがどれかみんなわかるはずです。
近年SNSなどで見かける走り系カスタムの車両を見て、「あ!このバイク惜しい。。。このパーツならこっちの部品との相性を取り入れた方が絶対に良くなるのにもったいないな!』と感じたことが多々あります。
カーボンホイールとタイヤの組み合わせを間違えると、高額なカスタムをしたにもかかわらず、走行性能が上がったと同時に転倒のリスクも上がってしまう可能性もゼロではありません。カーボンホイールを装着していない方もこれからのタイヤ選びの参考になるはずです。
■タイヤは大きくわけると3種類

タイヤはざっくり大きく分けると3つあります。一般公道を走る「オンロードタイヤ」、険しい山道を走るデコボコした「オフロードタイヤ」、雪道を走る「スノータイヤ」なんてのもありますね。
自分たちが使うのは、一般公道を走る「オンロードタイヤ」ですが、そこもまたたくさんの種類に分かれます。個人的にずっと使ってきたメーカーBRIDGESTONE(ブリヂストン)を例に解説してみますね。
BRIDGESTONEのオンロードタイヤの中には、ハーレーダビッドソン専用品と言っても過言ではないモデル「BATTLE CRUISE H50」が存在します。これは、ハーレーに純正採用されているダンロップやミシュランの交互品なのですが、性能はとても良くハーレーらしくドコドコと真っすぐな道を低速で走る事が得意なタイヤです。しかし、カーボンホイールを履いて旋回性能が上がったにもかかわらず、低速で真っすぐが得意なタイヤを履かせてしまうともったいないですね。
「いやいやいや、俺はそんなコーナーとか攻めないから!大丈夫!大丈夫!いつものタイヤでいいから!」と言って「いつもの」タイヤを履いてしまうパターンをたまにみかけますが、カーボンホイールを装着すると、バネ下重量の軽減の効果もありコーナーリングしやすくなるため、「俺はそんなコーナーとか攻めないから!」と言っている人でも、カスタム前よりコーナーリングスピードは必然的に上がってしまうものです。それなのに、その「いつもの」タイヤを履いても安全だと思いますか?
このような走り系カスタムの場合、走ることがもっと安全に楽しくなるタイヤがあることをご存知でしょうか?カーボンホイールと相性の良いタイヤを履かせることで、安定したコーナーリングを実現し、怖かったコーナーもバイクが勝手に曲がっていくようになり、運転がとても楽しくなるくらい大きく変化します。自身でもバイクで転倒した経験があるからこそ、お客様にはバイクの走り方や使い方をしっかり聞き、その方に合った安心安全なタイヤを提案しています。サニーサイドガレージでは、カーボンホイールを装着する際に以下の3つの提案しています。
1、カーボンホイールを最大限まで引き出せるタイヤの組み合わせで、もっと安定した走りを手に入れましょう
2、カーボンホイールの性能がグンっと上がるタイヤにしましょう
3、何より安心・安全な運転につながるタイヤにしましょう
■ハーレー用カーボンホイールにおすすめのタイヤは?

カテゴリー的には曲がることに強い「ラジアルタイヤ」を推奨しております。
BRIDGESTONEの一般公道用のラジアルタイヤは「RacingStreet」「Hyper Sport」「Sport Touring」 の3種類あり、なぜ種類があるのか簡単に説明します。これはどのタイヤメーカーでもだいたい同じです。
カテゴリー | モデル |
Racing Street | RS11 |
Hyper Sport | S23 |
Sport Touring | T33 |
名前の通りグリップする順番=減りの速さの順番でもあり、「Racing Street」だと溝も少なく一般的な行動ではウェット性能(雨の日の路面)が少し心配だったりもします。
私は全てのタイヤを自身のハーレーダビッドソンで試しましたがその中でも「Racing Street 」が一番グリップするタイヤ(素材が柔らかいタイヤ)なので安心してコーナーリングでき走っていてとても面白かったです。
デメリットは、シーズン中なら「Racing Street 」は公道用の中では素材が一番柔らかいタイプなので4,000㎞持たなかったと記憶しています。
「Hyper Sport」で約6,000㎞前後、「Sport Touring」で約8,000㎞前後くらいすね。使用環境や走り方、ユーザの体重でも距離数は大きく変わってきますのでカスタムを希望される際はまずは1度ご相談ください。
タイヤ交換の目安ですが、真っすぐの道しか走っていなかった時に比べると、真ん中より両端が減る方が早い場合がありますので、全体の溝の深さをチェックするようにしましょう。
私の場合は、コーナーリングを楽しむためタイヤ交換の時には真ん中の溝はまだ走れるほどに残っていていつももったいないなと思いながら交換しています。。。
バイクを複数台持っていて、晴れの日しか乗らない、1回の峠ツーリングを楽しみ
たいと思う方は「Racing Street」お勧めです。カーボンホイール特有のファイバーがしなり剛性があるホイールに路面をしっかりとらえるタイヤ、この組み合わせの相性がよくめちゃくちゃ面白いです!
ロングツーリングで雨の日も走りたいという方は「Sport Touring」を選んでください。晴れの日も雨の日もとても安心な1本です。このタイヤとの相性は、大雨のなか富士スピードウェイサーキットで使用したことがあります。コーナーリング中にグリップが感じれるほどとても安心して走れた経験をしたことがあります。「Hyper Sport」はちょうど真ん中ですが溝が少し少ないので若干晴れ用ですね。
■まとめ

いかがでしたでしょうか。今回説明したように、タイヤ交換の際にタイヤの説明を受けた事がありますか?今履いているタイヤはあなたにとってベストなタイヤですか?今回の内容は、バイクの「仕様」と「走り方」の上でとても重要なポイントです。
例えば、カーボンホイールに真っすぐ走ることが得意なタイヤ「BATTLE CRUISE H50」を組み合わせる事が間違っているとは思いません。
しかし、サニーサイドガレージでは、超軽量BSTのカーボンホイールを履かせるときには、その部品の特性を最大限にいかした提案をします。
機会があればぜひ曲がることが得意なタイヤを選んでみてください。きっとハーレーの新しい扉が開けます。サニーサイドガレージでは、これまでBSTカーボンホイールの累計販売数・取付台数も数多く実績を積み重ねてきました。カーボンホイールの販売実績も多いのですが、実はお客様が所有している車両を見て欲しい!という要望が多く、カーボンホイールと相性のいいタイヤを教えて欲しいというアドバイスなどにも多数対応しています。その他にも、ここには書きたくない情報もたくさんありますが、カーボンホイールを購入された方には、惜しみなく全てを提供しております。
業者様に関しましては、業販も可能です。新規お取引の際には、カーボンホイール
の検品の仕方、取付とタイヤの取り付けや交換時の適切なのアドバイスや注意点な
ども共有しております。プロのカスタムショップであれば取り扱いにくい商品では
ありません。お客さまへのカスタムの幅が広がるアイテムですので安心してご相談
ください。
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